私の「好き」を詰め込んで
瀧澤 実由
Miyu Takizawa
ガチャ企画部
2020年入社
「トラんすふぉーむ」や「THE!ガチャハンドル」など、独特の偏愛視点を武器に、くすりと笑えるオリジナル商品を多数リリース。自他共に認めるガチャ®好きで、
「しょいガチャ」を背負って通勤中!
01
瀧澤さんはタカラトミーアーツ内でも筋金入りのガチャファンだと伺っています!瀧澤さんのガチャ遍歴を教えてください。
幼い頃から母に小銭をせがんではガチャ売り場に行き、欲しいものが出るまで通い詰めるようなこどもでした。ガチャコーナーを見つけると吸い寄せられるようにのぞきに行ってしまうので、そのせいで迷子になることもしばしばありました。ちなみに、今でもガチャ®に吸い寄せられて一緒にいた人とよくはぐれます…。
その後も変わらずガチャ®が大好きだったのですが、仕事にしようと決めたのは就職活動を行う頃でした。グラフィックデザインを学ぶ中で「自分が本当に楽しいこと、好きなことはなんだ」と考えた末、たどり着いた答えがガチャ®でした!
02
瀧澤さんは「しょいガチャ」リリース時のモデルを務められて、今も背負って通勤されているんですよね?
企画を聞いた時から欲しくてたまらず、ずっとソワソワしていたので、商品撮影の際に「モデルやります!!やらせてください!!」と全力で立候補しました。
その後は通勤時や都心へのお出かけ時などに普段使いしていますが、小さなお子さんに声をかけられてハンドルを回させてあげたり、海外観光客の方に褒められたりしました。ガチャ®から始まるコミュニケーションがすごく楽しいです!
03
思い入れの深い商品について教えてください。
「トラんすふぉーむ」(2024年3月発売)は、特に気に入っています!私はいわゆる猛獣などの大きな動物が好きで、みんなが「怖い」と思うものを「かわいい」に落とし込みたい!という気持ちで企画しました。どうしても企画を通したかったので、プレゼン時はトラを主人公にした紙芝居を自作して挑みました。商品POPの「トラだってみんなに愛されたい…!そんな願いから大変身!?」というコピーの裏には、かなり作り込んだストーリーがあるんです(笑)。
あとは「THE!ガチャハンドル」(2023年10月発売)も外せません。私自身が「絶対ほしい!」と思って企画したんですが、企画を通すのに非常に苦労しました。あきらめきれずに他部署の方にも相談し、個人的に苦手な数字への落とし込みも綿密に行った結果、なんとか商品化にこぎつけることができました。嬉しいことに発売後の反響も大きく、あきらめなくて本当に良かったと思います!
04
企画構想時のひらめきはどこから得ていますか?
「自分が欲しいもの」「自分が作りたいもの」を基準に考えることが多いです。小さなきっかけから連想する言葉を並べたり、不意に思いついたダジャレを発展させてみたりと自由に発想を広げていきます。自分一人で考え込むばかりでなく、メンバーの客観的な反応を見ながら企画に落とし込んでいくことが多いです。
05
瀧澤さんにとって、ガチャ®とは?
自分の中にある「好き」を詰め込んで、たくさんの人と共有できる夢のカプセルだと思っています。発売後にSNSなどで自分の「好き」が誰かに刺さっていることを実感できると、嬉しくてたまりません。まず私自身がワクワクしながら、もっともっとたくさんの人を私の「好き」でワクワクさせたいです!